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マーケット情報

2017-06-27

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27日、3日続伸。ドル円の上昇などが支援材料となりTOPIXは高値を更新して終了

27日、NY市場でダウが上昇するもナスダック指数が下落するなど、海外市場はまちまちの結果となっていたが、ドル円が上昇して112円台に乗せたことが下支えとなった。東京市場の取引開始時にドル円が111円80銭に乗せていたことから買い優勢で始まると、日経平均株価は20,250円をつけるなど、一時96円高となる場面があった。ただ、直ぐに売りものに押されて上げ幅を縮め20,185円をつけた。一方弱含む場面でドル円が下げ止まって5月24日以来の112円台をつけたこともあって持ち直すと、TOPIXは午前の高値を更新するなど日経平均株価とは異なり強含んだ。また、今日が配当や優待などの権利付き最終売買日となることから、両指数ともに取引終了にかけて持ち直して終えた。そうしたなか業種別では、鉄鋼、石油・石炭、ゴム、鉱業、非鉄金属、紙・パルプ、精密機器など25業種が値上り。一方値下がりは、サービス、陸運、空運、医薬品など8業種となっている。また全市場の売買代金上位30銘柄では、任天堂が連日のトップで+0.1%となったほか、ドリコム(マザーズ)、トレイダーズHD(ジャスダック)の上昇が目立ち、サイバーステップ(同)、SUMCOが高かった。日経平均株価の終値は20,225円09銭、+71円74銭、TOPIXの終値は1619.02ポイント、+6.81ポイント。売買高は概算で15億73百万株、売買代金2兆1,420億円。
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