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2017-06-16

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16日、5営業日ぶりの反発。買い優勢で始まり、一時2万円台を回復

16日、前日発表されたNY連銀やフィラデルフィア連銀の製造業景気指数が予想を上回り、為替市場でドル円が111円台を回復したことが支援材料となった。東京市場は買い優勢で始まり、日経平均株価は100円ほど上昇して始まった。その後は高値圏でのもみ合いが続いていたが、昼休み中に日銀金融政策決定会合の結果、現状維持となったことが伝わると徐々に円が売られる展開となり、午後の取引開始早々に日経平均株価は2万円台を回復して20,015円をつけるなど、一時183円高となる場面があった。ただ、買いが続かず伸び悩むと徐々に上げ幅を縮めるなど弱含んだが、取引終了にかけて持ち直して終えた。そうしたなか業種別では、海運、証券、商品、情報・通信、精密機器、紙・パルプ、倉庫・運輸など27業種が上昇した反面、電気・ガス、水産・農林、小売り、鉄鋼など6業種が値下がりした。また全市場の売買代金上位30銘柄では、任天堂がトップで-0.58%となったほか、東京エレクトロン、デンソー、花王など安かった反面、リミックスポイント(マザーズ)の上昇が目立ち、ソフトバンクグループ、パナソニック、東芝、第一生命HD、KDDIも高かった。日経平均株価の終値は19,943円26銭、+111円44銭、TOPIXの終値は1596.04ポイント、+7.95ポイント。売買高は概算で22億85百万株、売買代金3兆1,900億円。
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