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マーケット情報

2017-06-05

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5日、反落。売り先行で始まり一時プラスに浮上するも取引終了間際に売られる

5日、前週末に発表された米5月雇用統計の結果を受け、ドル円が1円ほど円高に振れ110円台半ばで推移していたことが嫌気され、東京市場は売り先行で始まった。日経平均株価は反落して始まると一旦下げ幅を広げる場面があったが、売り一巡後には切り返す展開となった。また、日経平均株価はプラスに浮上するなど強含む場面があったが、TOPIXの上値が重くプラスに浮上して維持することができなかったこともあって売り直され、日経平均株価も取引終了間際に売り物に押されマイナスに沈んで終えた。そうしたなか業種別では、その他製品、小売、食料品、情報・通信、サービス、建設、化学、医薬品、陸運など14業種が値上り。一方値下がりは、鉄鋼、輸送用機器、海運、証券、商品、非鉄金属、石油・石炭など19業種となっている。また全市場の売買代金上位30銘柄では任天堂がトップで+3.07%となったほか、Klabの上昇が目立ち、SUMCO、ブイ・テクノロジーも高かった。一方値下がりは、リミックスポイント(マザーズ)、インフォテリア(同)の下落が目立ち、三菱商事、SUBARUも安かった。日経平均株価の終値は20,170円82銭、-6円46銭、TOPIXの終値は1609.97ポイント、-2.23ポイント。売買高は概算で16億48百万株、売買代金2兆3,784億円。
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