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マーケット情報

2017-05-23

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23日、3営業日ぶりの反落。取引終了にかけて円高進行と先物下落で売られる

23日、NYダウが89ドル高で終えていたものの日本時間の朝6時35分頃、イギリスのマンチェスター・アリーナで大きな爆発があり、テロの可能性について言及されたことから円高傾向となったことが東京市場の重石となった。日経平均株価は小幅安で始まったあとプラスに転じる場面があったが、売り物に押されるとマイナスに沈んで推移した。また午後に入っても材料不足でマイナス圏でのもち合いが続いていたが、14時過ぎごろからドル円の下落とともに先物が売られ、19,585円をつけるなど一時92円安となったあと取引終了間際に買い戻しが入り若干下げ幅を縮めて終えた。東証1部の売買代金は2兆円台を回復したが売買高は15億株台と低水準だった。そうしたなか業種別では、水産・農林、その他金融、その他製品、精密機器、非鉄金属など12業種が値上り。一方値下がりは、石油・石炭、空運、保険、金属製品、海運、鉄鋼、証券、商品、鉱業、ガラス・土石など21業種となっている。また全市場の売買代金上位30銘柄では、ディーエヌエー、SUMCO、日本航空、東京エレクトロンなどが安かった反面、クラレ、リクルートHD、大東建託などが高かった。日経平均株価の終値は19,613円28銭、-65円00銭、TOPIXの終値は1565.22ポイント、-2.43ポイント。売買高は概算で15億43百万株、売買代金2兆0063億円。
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