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2017-05-15

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15日、続落。売り先行で始まるも下げ渋って取引終了

15日、先週末の米経済指標が予想を下回るものが多く円高に振れていたことや、北朝鮮が14日に弾道ミサイルを発射したことなどが嫌気され売り先行で始まった。日経平均株価は取引開始後直後に19,740円をつけるなど、一時143円安となる場面があったが、直ぐに買い戻しが優勢となり下げ幅を縮める展開となった。また、午後に入ってからは売り込む動きは見られず小幅安でのもみ合いが続いたあと、日銀によるETF買いへの期待もあって結局小幅安で取引を終えた。そうしたなか業種別では、不動産、水産・農林、建設、紙・パルプ、サービスなど15業種が値上り。一方値下がりは、鉄鋼、鉱業、石油・石炭、繊維、機械、銀行、ガラス・土石、海運など18業種となっている。また全市場の売買代金上位30銘柄では、Klabの上昇が目立ったほか、スズキ、日立、三井不動産などが高かった。一方値下がりは、三菱ケミカルHD、SUBARU、コマツ、ソフトバンクグループ、日産自動車、SUMCOなどとなっている。日経平均株価の終値は19,869円85銭、-14円05銭、TOPIXの終値は1580.00ポイント、-0.71ポイント。売買高は概算で21億55百万株、売買代金2兆6,519億円。
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