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2017-05-10

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10日、反発。年初来高値を更新するも北朝鮮が核実験実施するとの報道が重石

10日、海外市場でドル円が114円台に乗せるなど、強含む場面があったことから、225先物の夜間取引で2万円台に乗せる場面があったものの、10日の早朝4時半頃、北朝鮮で核実験が行われると英国TVのインタビューで北朝鮮の駐英大使が答えたと伝わったことから急激に値を消し2万円台を割り込んだ。このことが終日重石となり、反発はしたものの期待された2万円台回復とはならなかった。日経平均株価は反発して始まったあと、北朝鮮の情勢を意識して強弱が対立する展開となるなか、取引終了にかけては持ち直し19,900円台を回復して終えた。そうしたなか業種別では、鉄鋼、その他製品、情報・通信、電気・ガス、電気機器、サービス、鉱業、非鉄金属など18業種が値上り。一方値下がりは、繊維、ガラス・土石、金属製品、証券、商品、陸運、水産・農林など15業種となっている。また全市場の売買代金上位30銘柄では、三菱自動車、ミネベアミツミ、東芝、ソレイジア・ファーマ(マザーズ)の上昇が目立った。一方値下がりは、スクリーンHD,旭硝子が目立ち、SUBARU、三井物産、三菱商事も安かった。日経平均株価の終値は19,900円09銭、+57円09銭、TOPIXの終値は1585.19ポイント、+3.42ポイント。売買高は概算で21億69百万株、売買代金2兆7,790億円。
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