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マーケット情報

2017-05-08

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8日、大幅3日続伸。商いを伴って上昇し日経平均株価は一時19,900円台を回復

8日、連休中にNYダウが21,000ドル台を回復して終えていたことや、仏大統領選挙で中道派のマクロン氏が勝利したと伝わったことも手伝って東京市場は上値追いの展開となった。日経平均株価は窓をあけて年初来高値を更新して始まると、じわじわと上げ幅を広げる展開となった。また、午後に入ってからも上昇の流れは衰えず、日経平均株価は19,929円をつけるなど、一時483円高となり2万円に迫る場面があったが、取引終了間際に売りものに押されて終えた。ただ、商いを伴って上昇しており売買代金は3兆円を上回った。そうしたなか業種別では33業種全てが値上りした。上昇率が高かったのは、空運、化学、化学、鉱業、保険、石油・石炭、不動産、サービス、証券、商品、建設などだった反面、上昇率が低かったのは、海運、鉄鋼、非鉄金属、繊維、金属、卸売、輸送用機器などとなっている。また全市場の売買代金上位30銘柄では、日経レバレッジETFがトップで+4.64%となったほか、ソレイジア・ファーマ(マザーズ)の上昇が目立ち、花王、富士通、ダイキン工業、キーエンスも4%を超える上昇となった。一方値下がりは、オリンパス、日経ダブルインバース、コマツ、東芝、SUBARUの5銘柄のみとなっている。日経平均株価の終値は19,895円70銭、+450円00銭、TOPIXの終値は1585.86ポイント、+35.56ポイント。売買高は概算で24億08百万株、売買代金3兆4,434億円。
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