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2017-04-27

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27日、日経平均5営業日ぶりの小幅反落。米株安やドルの伸び悩みが重石

27日、米国で期待されていた減税についての内容が正式に発表されたものの、NYダウが小幅安で終えていたことや、為替市場でもドルが伸び悩んで終えていたことなどが東京市場の重石となった。日経平均株価は反落して始まり、一時19,199円をつけるなど89円安となる場面があったが、売り込む動きは見られず直ぐに切り返す展開となった。また、決算発表に対する期待もあって買いが入り、10円安程度まで戻す場面があったものの、昨日までの4日続伸の反動もあって上値が重たく、結局5営業日ぶりの反落で終える結果となった。TOPIXは6営業日ぶりの反落となっている。そうしたなか業種別では、電気・ガス、証券、商品、医薬品、輸送用機器、海運、空運、その他金融など20業種が値下がり。一方値上りは、水産、農林、繊維、金属製品、精密機器、化学、紙・パルプ、小売など13業種となっている。また全市場の売買代金上位30銘柄では、アカツキ(マザーズ)、キヤノン、パナソニック、ホシザキなどが高かった反面、ヤフー、LINE、日立国際電気などの下落が目立ち、楽天、アセンテック(マザーズ)などが安かった。日経平均株価の終値は19,251円87銭、-37円56銭、TOPIXの終値は1536.67ポイント、-0.74ポイント。売買高は概算で19億70百万株、売買代金2兆4,554億円。
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