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マーケット情報

2017-04-25

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25日、大幅に3日続伸。先物主導で上げ幅を拡大し、日経平均は19,000円台を回復

25日、北朝鮮をめぐる警戒が高まっていたなか、有事に発展するような事態が発生しなかったことら、ドル円が取引開始後に110円台を回復して円安に振れたことが株価の押し上げにつながる結果となった。日経平均株価は小幅安で始まったあと、ドル円が110円台を回復すると同時に円安に進んだことが午前中の押し上げにつながった。一方午後に入ると、午前の高値を更新したあとに伸び悩んでいたが、取引終了の30分ほど前から225先物が商いを伴って午前の高値を更新すると一気に上げ幅を広げ、19,109円をつけるなど一時233円高となる場面があった。取引終了にかけては売り物に押されたものの、19,000円台を回復して終えた。そうしたなか業種別では、保険、証券、商品、非鉄金属、鉄鋼、ガラス・土石、機械、倉庫・運輸など31業種が値上り。一方値下がりは、情報・通信、医薬品の2業種となっている。また全市場の売買代金上位30銘柄では、アエリア(ジャスダック)、昭和電工の上昇が目立ったほか、コマツ、東芝、SUMCO、第一生命HDも高かった。一方値下がりは、ソレイジア・ファーマ(マザーズ)の下落が目立ち、NTTドコモ、NTTなどが安かった。日経平均株価の終値は19,079円33銭、+203円45銭、TOPIXの終値は1519.21ポイント、+16.02ポイント。売買高は概算で19 億48百万株、売買代金2兆3,018億円。
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