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2017-04-24

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24日、大幅続伸。仏大統領選の結果を受け買い戻しが進み、一時18,900円台を回復

24日、週末に投票が行われた仏大統領選挙で、マクロン氏とルペン氏が決選投票に進むことが決まり、市場に安心感が広がり早朝の為替市場でドル円が110円台を回復する結果となった。また、この円安を好感して東京市場は大幅に続伸して始まった。日経平均株価は大幅高で始まったあと、18,910円をつけるなど、一時289円高となる場面があった。ただ取引開始直後に高値をつけると、その後は米国の減税案が発表されるのかや地政学リスクへの警戒などもあって伸び悩み、日中の値幅が約70円と狭いレンジでもち合いとなって終えた。そうしたなか業種別では、陸運、精密機器、建設、その他製品、医薬品、水産・農林、サービス、銀行など30業種が値上り。一方値下がりは、鉄鋼、石油・石炭、鉱業の3業種となっている。また全市場の売買代金上位30銘柄では、レナウンの上昇が目立ち、ソニー、ファーストリテイリング、パナソニックなどが高かった反面、ソレイジア・ファーマ(マザーズ)、SUMCO、コマツが安かった。日経平均株価の終値は18,875円88銭、+255円13銭、TOPIXの終値は1503.19ポイント、+14.61ポイント。売買高は概算で19 億21百万株、売買代金2兆1,193億円。
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