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2017-04-19

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19日、まちまち。日経平均は小幅ながら3日続伸となるもTOPIXは3日ぶりの反落

19日、NYダウやドル円の反落が嫌気され、東京マーケットは売り先行で始まった。日経平均株価、TOPIXともに前日の安値を下回って始まったが、直ぐに切り返す展開となった。また切り返したあと両指数ともにプラスに浮上するなど強含む場面があったが、地政学リスクが引き続き意識されていることに加え、決算発表が始まることもあって積極的な買いは続かなかった。一方午後に入ると若干上げ幅を広げ、日経平均株価は18,467円を付けるなど18,500円に迫る場面があったが、売りものに押されて値を保つことができず日経平均株価は小幅高、TOPIXは小幅安とまちまちで取引を終えた。そうしたなか業種別では、水産・農林、電気機器、サービス、情報・通信、その他製品、化学など17業種が高かった反面、海運、陸運、空運、石油・石炭、倉庫・運輸など16業種が安かった。また全市場の売買代金上位30銘柄では、任天堂がトップで+1.67%となったほか、ソレイジア・ファーマ(マザーズ)の上昇が目立ち、シャープ(東証2部)、enish、東芝、富士通などが高かった。一方値下がりは、ジーエヌアイグループ(マザーズ)の下落が目立ったほか、日本たばこ産業、村田製作所、第一生命HDなどが安かった。日経平均株価の終値は18,432円20銭、+13円61銭、TOPIXの終値は1471.42ポイント、-0.11ポイント。売買高は概算で19 億52百万株、売買代金2兆3,172億円。
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