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2017-04-13

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13日、3日続落。トランプ大統領のインタビューで円高が加速し18,500円割れ

13日、地政学的リスクが依然として意識されたことに加え、昨晩トランプ大統領がWSJのインタビューでドルが強すぎると発言したことから、そのドルが下落する展開となり、5ヵ月ぶりの108円台をつけたことが東京市場の重石となった。日経平均株価は売り先行で始まり18,300円台後半でもみ合いを続けていたが、東京市場でも円高が進み、108円70銭台をつけたことから輸出関連株などを中心に売り圧力が強まり、日経平均株価は18,304円をつけるなど一時247円安となる場面があった。ただ、明日のNY市場が休場になることから取引終了にかけて買い戻す動きが活発になると、ドル円が109円台を回復したことも手伝って下げ幅を縮めて終える結果となった。そうしたなか業種別では、電気・ガス、水産・農林、紙・パルプの3業種が値上り。一方値下がりは、石油・石炭、鉄鋼、鉱業、卸売、保険、銀行など30業種となっている。また全市場の売買代金上位30銘柄では、石川製作所が-20%と下落が目立ったほか、東芝、三井物産なども安かった。一方値上がりは、サイバーステップ(マザーズ)、ペプチドリーム、アエリア(ジャスダック)、日経ダブルインバースなどとなっている。日経平均株価の終値は18,426円84銭、-125円77銭、TOPIXの終値は1468.31ポイント、-11.23ポイント。売買高は概算で19億58百万株、売買代金2兆2,590億円。
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