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2017-04-12

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12日、大幅続落。109円台に入った円高が重石となり日経平均は一時18,500円割れ

12日、リスク回避の動きが強まって円高が加速する展開となり、取引時間中に109円30銭台までドルが下落したことが売り材料となった。日経平均株価は18,592円と155円安で始まったあと、ドル円の下落が続き109円60銭台から30銭台をつけたことや週末のオプションSQを前に売り込む動きが加速して18,460円をつけるなど、一時287円安となり、年初来安値を更新したほか18,500円を割り込む場面があった。その後ドル円の売りが一巡すると先物の買い戻しも進んで下げ渋ったが、大幅続落で終えた。そうしたなか業種別では、石油・石炭、非鉄金属、輸送用機器、証券、商品、ガラス・土石、電気機器など30業種が値下がりした反面、水産・農林、陸運、建設の3業種が値上りとなっている。また全市場の売買代金上位30銘柄では、石川製作所が値幅制限いっぱいまで買われ+26.23%となったほか、シャープ(東証2部)、アエリア(ジャスダック)、日経ダブルインバースなどが高かった反面、ソレイジア・ファーマ(マザーズ)、SUBARU、日本電産、ソフトバンクグループ、ソニーなどが安かった。日経平均株価の終値は18,552円61銭、-195円61銭、TOPIXの終値は1479.54ポイント、-15.56ポイント。売買高は概算で19億24百万株、売買代金2兆2,136億円。
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