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2017-04-10

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10日、続伸。上昇して始まったあと材料不足から小動きで取引終了

10日、前週末のNY市場でドルが反発して111円台に乗せて終えていたことや、前週末の買い戻しの流れが続き、東京市場は反発して始まった。日経平均株価は18,800円台を回復して始まったあと18,850円まで上昇し、一時186円高となる場面があった。ただ、為替市場で111円台半ばまで上昇したドル円の上値が徐々に重たくなったことや、材料不足も手伝って日経平均株価の日中の値動きは88円と小さくなり、結局取引開始時とほぼ同じ価格で終えた。そうしたなか業種別では、鉄鋼、銀行、その他金融、非鉄金属、金属製品など27業種が値上り。一方値下がりは、水産・農林、鉱業、食料品、ゴムなど6業種となっている。また全市場の売買代金上位30銘柄では、ペプチドリーム、ソレイジア・ファーマ(マザーズ)、ファイズ(同)の上昇が目立ったほか、東芝、SUMCOも高かった。一方値下がりは、シャープが目立ったほか、セブン&アイHD、ファナック、ブリヂストン、日経ダブルインバースとなっている。日経平均株価の終値は18,797円88銭、+133円25銭、TOPIXの終値は1499.65ポイント、+9.88 ポイント。売買高は概算で17億32百万株、売買代金1兆9,299億円。
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