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2017-03-30

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30日、3営業日ぶりの反落。材料不足で利益確定売りに押される

30日、NYダウが反落して終え、冴えない値動きとなるなか、東京市場は材料不足から売り先行で始まった。昨日から新年度相場入りとなるなか、配当落ち分を埋めてプラスで終えていたことから続伸への期待があったが、小幅安で始まったあとマイナス圏でもみ合う展開となった。午後に入ってからもしばらくマイナス圏でもみ合いが続いていたが、戻りの鈍さや商いが低調だったことも嫌気されると、午前の安値を割り込んだ辺りから下げ幅を広げる展開となった。また為替市場でもドル円が111円近辺まで下落したことも足を引っ張り、日経平均株価は19,043円をつけるなど、一時173円安となる場面があるなか、安値近辺で終える結果となった。日経平均株価は3日ぶりの反落、TOPIXは続落となった。そうしたなか業種別では、電気・ガス、紙・パルプ、陸運、その他製品、建設、水産・農林、小売、不動産など30業種が値下がり。一方値上がりは、石油・石炭、非鉄金属、鉱業の3業種となっている。また全市場の売買代金上位30銘柄では、ティーケーピー(マザーズ)の上昇が目立ったほか、東芝、武田薬品、JXHD、SUMCO、などが高かった反面、アスカネット(マザーズ)の下落が目立ち、任天堂、日産自動車、NTTなどが安かった。日経平均株価の終値は19,063円22銭、-154円26銭、TOPIXの終値は1527.59ポイント、-14.48ポイント。売買高は概算で18億49百万株、売買代金2兆0605億円。
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