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マーケット情報

2017-03-23

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23日、大幅安の反発で両指数ともに4営業日ぶりの反発で終了

23日、NYダウが小幅安となり続落で終えていたことや、ドル円が111円台前半で推移していたものの昨日が大幅安だったこともあり、日経平均株価は小幅反発、TOPIXは続落とまちまちで取引が始まった。その後は株価の戻りの鈍さを嫌気した売り物に押され、日経平均株価は取引時間中としては2月27日以来、およそ1ヵ月ぶりとなる19,000円割れとなり、一時18,983円をつけるなど弱含む場面があったが、売り込む動きは見られなかった。その後は様子見ムードが広がり、午前中は前日の終値を挟んだせまいレンジでの値動きとなったあと、午後に入って買い戻しが優勢となり、結局小幅高で終え、日経平均株価、TOPIXともに4営業日ぶりの反発となった。そうしたなか業種別では、石油・石炭、鉱業、不動産、電気・ガス、食料品、保険、非鉄金属など17業種が値上り。一方値下がりは、その他製品、海運、銀行、紙・パルプ、倉庫・運輸、ゴムなど16業種となっている。また全市場の売買代金上位30銘柄では、任天堂が連日のトップで⊸2.1%となったほか、ディーエヌエー、三井物産、KDDIが安かった反面、東芝、SUMCO、ファーストリテイリングなどが高かった。日経平均株価の終値は19,085円31銭、+43円93銭、TOPIXの終値は1530.41ポイント、+0.21ポイント。売買高は概算で17億59百万株、売買代金2兆1,905億円。
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