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2017-03-22

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22日、NYダウの下落や円高がきっかけとなり大幅安で終了

22日、トランプ大統領が選挙キャンペーンで掲げた大幅減税実施の時期が遅れるのではないかと懸念が高まり、NYダウが272ドル安となったことや、ドルが売られて2月末以来となる111円台後半をつけたことなどが嫌気され大幅安で始まった。日経平均株価は19,146円で始まったあと一旦下げ幅を縮める場面があったが、東京市場でもドル円が111円台後半から半ばまで下落したことも手伝って、午後入って19,026円をつけるなど一時429円安となる場面があった。また商いは膨らんだが戻しきれずに取引を終えた。そうしたなか業種別では、その他製品を除く32業種が下落した。下落率が大きかったのは、保険、証券、商品、海運、銀行、輸送用機器、鉄鋼、非鉄金属などとなっている。また全市場の売買代金上位30銘柄では、任天堂がトップで+4.34%となったほか、ビーグリー(マザーズ)の上昇が目立ち。日経ダブルインバースも高かった。一方値下がりは、T&DHD、第一生命HD、東京海上HD,野村HDなどとなっている。日経平均株価の終値は19,041円38銭、-414円50銭、TOPIXの終値は1530.20ポイント、-33.22ポイント。売買高は概算で20億55百万株、売買代金2兆6,583億円。
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