マーケットコメント


マーケット情報

2017-03-08

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8日、NYダウの続落やドル円の下落に加え、材料不足で売り優勢のまま終了

8日、NYダウが続落で終えていたことや、朝方からドル円が下落して113円60銭近くまで円高が進んだことが嫌気され売り先行で始まった。また、取引が始まったあと日経平均株価は下げ幅を広げ、19,198円をつけるなど一時145円安となる場面があった。一方売りが一巡してドル円の下落も限定的になると買い戻しから下げ渋ったが、材料不足で値を戻すことができず弱含んだまま取引を終えた。そうしたなか業種別では、精密機器、建設、金属製品、保険、ゴム、サービス、その他製品など9業種が値上り。一方値下がりは、鉄鋼、証券、商品、海運、非鉄金属、その他金融、医薬品、空運、小売、鉱業、化学、食料品など24業種となっている。また全市場の売買代金上位30銘柄では、積水ハウス、九州旅客鉄道、東芝、富士重工業などが高かった反面、アズジェント(ジャスダック)の値下がりが目立ち、日東電工、JFEHD、シャープ、アルプス電気なども安かった。日経平均株価の終値は19,254円03銭、-90円12銭、TOPIXの終値は1550.25ポイント、-4.79ポイント。売買高は概算で16億26百万株、売買代金2兆0144億円。
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