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マーケット情報

2017-03-06

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6日、続落、薄商いのなか、ドルの下落や雇用統計を控え上値の重たい一日となって終了

6日、前週末のドルの下落が上値の重石となった。日本時間の3日未明に開催されたイエレンFRB議長の講演を受けドル円が一時114円70銭台まで上昇したものの、NY市場が終えるときには114円前後まで円高に振れていたことが嫌気され売り先行で始まった。また東京市場が始まる時点では114円を割り込み、113円70銭台までドル円が上昇したことも重石となった。日経平均株価は60円ほど値下がりして始まったあと下げ幅を広げ、19,340円をつけるなど一時128円安となる場面があった。ただ売り込む動きは限定的となり、マイナス圏で小動きとなったまま取引を終えた。そうしたなか業種別では、石油・石炭、鉄鋼、その他製品、鉱業、食料品など10業種が値上り。一方値下がりは、保険、電気・ガス、陸運、不動産、精密機器、小売、証券、商品、電気機器など23業種となっている。また全市場の売買代金上位30銘柄では、任天堂がトップで+2.24%となったほか、シャープ(東証2部)、りそなHDなどが高かった反面、三越伊勢丹HD、SUMCO、ヤマトHD、レノバ(マザーズ)などが安かった。日経平均株価の終値は19,379円14銭、-90円03銭、TOPIXの終値は1554.90ポイント、-3.15ポイント。売買高は概算で14億08百万株、売買代金1兆7,209億円。
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