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マーケット情報

2017-03-03

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3日、4日ぶりの反落、小幅安で始まったあとイベントを控え売りものに押される

3日、NYダウが112ドル安と反落して終えていたことや、イエレンFRB議長の講演を控え売り先行となった。日経平均株価は小幅安で始まったあと、一時プラスに転じる場面があったが、直ぐにマイナスに転じると弱含んだ。また午後に入ってからは、ドル円が下落したことに加え、イベントを控えポジション調整とみられる売り物も出て下げ幅を広げる展開となり、日経平均株価は19,392円をつけるなど一時172円安となる場面があった。ただ売りが一巡すると持ち直し、下げ幅を縮めて終えた。そうしたなか業種別では、その他製品、海運、水産・農林、電気・ガス、保険など7業種が値上り。一方値下がりは、鉱業、石油・石炭、建設、不動産、金属製品、その他金融など26業種となっている。また全市場の売買代金上位30銘柄では、任天堂がトップで+3.65%となったほか、アカツキ(マザーズ)、ファーストリテイリング、JR九州などが高かった反面、SUMCO、大東建託、ジーエヌアイグループ、ソフトバンクグループなどが安かった。日経平均株価の終値は19,469円17銭、-95円63銭、TOPIXの終値は1558.05ポイント、-6.64ポイント。売買高は概算で17 億17百万株、売買代金2兆1,856億円。
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