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2017-03-01

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1日、トランプ大統領の議会演説が無事に終了したことや円安が支援材料となり続伸

1日、サンフランシスコ連銀やNY連銀の各総裁が3月の利上げについて前向きな発言を行ったことがドルの上昇につながり、111円台後半から113円台まで反発したことが支援材料となった。日経平均株価は19,200円台にのせて始まったあと上げ幅を広げたものの、日本時間の11時から始まるトランプ大統領の議会演説を前に、ポジション調整とみられる売り物に押される展開となった。ただ、トランプ大統領の議会演説が始まりヘッドラインニュースが伝わってくると下げ渋り、午後の取引開始時にはドル円の上昇が続いたことも手伝って日経平均株価は上げ幅を広げ、一時19,400円台にのせるなど300円近い上げ幅となる場面があった。そうしたなか業種別では、機械、保険、証券、商品、電気機器、化学、輸送用機器、情報・通信など32業種が値上り。値下がりは、紙・パルプの1業種の意となっている。また全市場の売買代金上位30銘柄では、ジーエヌアイグループ(マザーズ)の上昇が目立ったほか、マツダ、SUMCO、信越化学などが高かった反面、ポーラ・オルビスHD、レノバ(マザーズ)、任天堂が安かった。日経平均株価の終値は19,393円54銭、+274円55銭、TOPIXの終値は1553.09ポイント、+17.77ポイント。売買高は概算で19 億93百万株、売買代金2兆3,890億円。
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