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2017-02-27

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27日、日経平均株価は4日続落。円高が嫌気され一時19,000円を割り込む

27日、NYダウが約30年ぶりとなる11連騰で終えていたものの、前週末のドル円の下落が売り要因となった。日経平均株価は売り先行で始まるなか、ドル円が112円を割り込み111円89銭をつけるなど、円高に振れたことが嫌気され、19,000円を割り込み、18,995円をつけるなど一時287円安となる場面があった。一方午後に入ると、ドル円の下落が一服したことや日銀によるETF買いへの期待もあって下げ渋ったが、結局戻しきれずに終えた。そうしたなか業種別では、精密機器、保険、ゴム、輸送用機器、電気機器、不動産など31業種が値下がり。一方値上がりは、小売、水産・農林の2業種のみだった。また全市場の売買代金上位30銘柄では、SUMCO、東芝、東京海上HD、テンプHDなどが安かった反面、レノバ(マザーズ)、アスカネット(同)、モバイルファクトリー(同)など新興市場銘柄の上昇が目立ったほか、三菱自動車も高かった。日経平均株価の終値は19,107円47銭、-176円07銭、TOPIXの終値は1534.00ポイント、-16.14ポイント。売買高は概算で18 億38百万株、売買代金2兆1,394億円。
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