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2017-02-21

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21日、続伸。薄商いとなるなか、ドル円の上昇が支援材料となり幅広業種が上昇

21日、NY市場がプレジデントデ-で休場となったことから材料不足となっていたものの、東京市場の取引が始まってから、フィラデルフィア連銀のハーカー総裁が3月の利上げの可能性について講演で言及したと伝わったことからドル円が上昇したことが支援材料となった。また、この発言が伝わってからドル円が113円台前半から後半まで円安にふれると、日経平均株価も徐々に上げ幅を広げた。日経平均株価は19,395円をつけるなど、一時144円高となる場面があるなど強含み、取引終了にかけても値を保って終えた。そうしたなか業種別では、紙・パルプ、保険、繊維、電気・ガス、証券、商品など31業種が値上り。一方値下がりは、情報・通信、水産・農林の2業種となっている。また全市場の売買代金上位30銘柄ではソフトバンクグループがトップで、⊸0.83%となったほか、ブイ・テクノロジー、東芝、NTTなどが安かった反面、デ・ウエスタン・セラピテクス研究所(ジャスダック)が+15.94%と上昇が目立ち、アカツキ(マザーズ)、日立国際電気、良品計画などが高かった。日経平均株価の終値は19,381円44銭、+130円36銭、TOPIXの終値は1555.60ポイント、+8.59ポイント。売買高は概算で15億28百万株、売買代金1兆6,540億円。
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