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2017-02-15

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15日、イエレン議長の議会証言を受け、ドルやNYダウが上昇したことが支え

15日、イエレンFRB議長が米上院の議会証言で3月利上げの可能性について前向きな姿勢を示したことからドル円が上昇して114円台に乗せたことが好感された。またNYダウが連日で最高値を更新し、20,500ドル台に乗せたことも支援材料となり、東京市場は大幅に反発して始まった。日経平均株価は19,400円台を回復して始まったあともみ合いとなるなか、19,495円をつけるなど一時256円高となる場面があったが、さらに買い上がるための材料に乏しかったことから午後に入って徐々に伸び悩み、結局上げ幅を縮めて終えた。そうしたなか業種別では、保険、卸売、銀行、紙・パルプなど29業種が値上りした反面、電気・ガス、その他製品、ゴム、鉄鋼の4業種が安かった。また全市場の売買代金上位30銘柄では、東洋ゴム、電通の上昇が目立ったほか、アルバック、第一生命HD、東京海上HDなどが高かった。一方値下がりは、東芝、シマノ、ディーエヌエー、楽天、任天堂などが安かった。日経平均株価の終値は19,437円98銭、+199円00銭、TOPIXの終値は1553.69ポイント、+14.57ポイント。売買高は概算で21億04百万株、売買代金2兆2,945億円。
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