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2017-02-14

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14日、大幅反落。東芝の決算発表延期や米大統領補佐官の辞任などで売られる

14日、NYダウなど米主要指標が過去最高値を更新したことが好感され、東京市場は続伸して始まった。また、日経平均株価は取引開始後に19,501円をつける場面があったが、直ぐに上値が重たくなるとマイナスに転じ、小幅なマイナスで午前の取引を終えた。一方午後に入ると、東芝の決算発表が延期されたことや、米大統領補佐官が辞任したことなどが嫌気され、ドル円が113円台前半まで円高が進んだことが売り要因となり、日経平均株価は下げ幅を広げ、結局220円安で取引を終えた。また、東芝の商いが膨らんだことから売買高や売買代金も膨らむ結果となった。そうしたなか業種別では、ゴム、非鉄金属、紙・パルプ、でんき・ガスの4業種が値上りした反面、精密機器、医薬品、水産・農林、食料品、情報・通信、その他製品など29業種が値下がりとなった。また全市場の売買代金上位30銘柄では、ニコンが-14.6と下落が目立ったほか、東芝、ブイ・テクノロジー、ダイキン工業も安かった。一方値上がりは、ミネベアミツミが+16.67%と上昇が目立ち、マイネット(マザーズ)、アルプス電気が高かった。日経平均株価の終値は19,238円98銭、-220円17銭、TOPIXの終値は1539.12ポイント、-15.08ポイント。売買高は概算で21億04百万株、売買代金2兆4,041億円。
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