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マーケット情報

2017-02-09

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9日、反落。明日のオプションSQを控え、取引終了間際に商いが膨らむ

9日、NYダウが35ドル安と下落して終えていたことや、為替市場ではドル円が112円前後で推移するなど円高傾向が続いていたことが重石となり、日経平均株価は売り先行で始まった。また、取引が始まったあと一旦下げ幅を広げ、18,889円をつけるなど、118円安となる場面があったが、為替市場でドル円が上昇して112円30銭台に乗せたことがきっかけとなり輸出関連企業などに買い戻しが入って午前中は下げ幅を縮めた。一方午後に入って、週末に日米首脳会談を控え買いが続かず、一時午前の安値を下回る場面があるなど、値を保つことができずに終える結果となった。そうしたなか業種別では、輸送用機器、空運、ガラス・土石、銀行、ゴム、石油・石炭など25業種が値下がり。一方値上りは、不動産、鉱業、金属製品、情報・通信、食料品など8業種となっている。また全市場の売買代金上位30銘柄では、ソフトバンクグループがトップで+0.58%となったほか、イグニス(マザーズ)、SUMCO、アエリア(ジャスダック)などの上昇が目立った。一方値下がりは日立が-8.04%と下落が目立ち、東芝、富士重工、三菱重工なども安かった。日経平均株価の終値は18,907円67銭、-99円93銭、TOPIXの終値は1513.55ポイント、-10.60ポイント。売買高は概算で19億33百万株、売買代金2兆2,457億円。
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