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マーケット情報

2017-02-01

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1日、NYダウの下落や円高を受け下落して始まるも持ち直して3営業日ぶりの反発

1日、NYダウが107ドル安と、続落で終えていたことや、ドル円がトランプ大統領の発言を受け、112円割れ寸前まで下落したことを嫌気して東京市場は続落で始まった。日経平均株価は114円安で始まったあと、取引開始時の価格がほぼ安値になると、その後は持ち直す展開となった。また朝方112円60銭台で推移していたドル円が徐々に戻し始め113円台を回復するなど強含むと、日経平均株価もプラスに転じた。ただ、ドル円の方向感がハッキリしなかったことに加え、TOPIXがマイナスで推移していたことから午前中は両指数ともにマイナスで終えたが、午後に入って昼休み中のドル円が強含んで113円台を固めたことが買い安心感につながりTOPIXもプラスに浮上すると、取引終了にかけて上げ幅を拡大して終えた。そうしたなか業種別では、鉄鋼、証券、商品、電気・ガス、繊維、空運、小売、機械など28業種が値上り。一方値下がりは、その他製品、銀行、水産・農林など5業種となっている。また全市場の売買代金上位30銘柄では、スタートトゥデイや三菱自動車の上昇が目立ったほか、富士通、野村HDなどが高かった。一方値下がりは、マイネット(マザーズ)の下落が目立ち、ディー・エヌ・エー、富士フイルム、村田製作所、アステラス製薬などが安かった。日経平均株価の終値は19,148円08銭、+106円74銭、TOPIXの終値は1527.77ポイント、+6.10ポイント。売買高は概算で20億32百万株、売買代金2兆5,281億円。
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