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マーケット情報

2017-01-30

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30日、利益確定売りが優勢となり4営業日ぶりの反落

30日、NYダウの上昇が一服し7ドル安で終えていたことや、ドル円の値動きも小さく膠着感が強かったことから、利益確定と見られる売りものに押される展開となった。また取引開始時はマイナス圏でもみ合いが続いていたものの、30分ほど経過すると、戻りの鈍さを嫌気した売り物に押され、日経平均株価は19,300円を割り込むなど、一時171円安となる場面があった。一方売りが一巡すると、日銀によるETF買いへの思惑も手伝って下げ幅を縮めて終える結果となった。ただ商いは薄く、東京市場は4営業日ぶりの反落となっている。そうしたなか業種別では、石油・石炭、鉄鋼、水産・農林、その他金融、ゴム、海運、食料品など10業種が高かった反面、保険、電気・ガス、機械、銀行、不動産、繊維、情報・通信など23業種が安かった。また全市場の売買代金上位30銘柄では、Monotaroの上昇が目立ったほか、ブイ・テクノロジー、アルプス電気などが高かった反面、東芝、大東建託、NTTドコモなどが安かった。日経平均株価の終値は19,368円85銭、-98円55銭、TOPIXの終値は1543.77ポイント、-5.48ポイント。売買高は概算で15億32百万株、売買代金1兆9,240億円。
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