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マーケット情報

2017-01-24

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24日、マイナス圏で方向感のない値動きとなるなか、円高が嫌気され続落

24日、前日からの円高傾向が嫌気され、東京市場は売り先行で始まった。日経平均株価は小幅安で始まったあと、下げ幅を縮めプラスになるなど底堅さを示す場面があったが、午後に入ってドルに対して112円半ばまで円が上昇すると、逆に下げ幅を広げる展開となり、18,783円をつけるなど一時107円安となる場面があった。また、取引終了時にまとまった売り物が出て戻しきれずに終えた。そうしたなか業種別では、海運、卸売、鉄鋼、情報・通信、食料品の5業種が値上り。一方値下がりは、銀行、電気・ガス、保険、鉱業、証券、商品など28業種となっている。また全市場の売買代金上位30銘柄では、大塚HDがトップで+1.76%となったほか、マイネット(マザーズ)の目立ち、ブイ・テクノロジー、キーエンス、SMCなども高かった。一方値下がりは、りそなHD、ディーエヌエー、東芝、第一生命HDなどとなっている。日経平均株価の終値は18,787円99銭、-103円04銭、TOPIXの終値は1506.33ポイント、-8.30ポイント。売買高は概算で18億66百万株、売買代金2兆2,757億円。
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