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マーケット情報

2017-01-23

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23日、大幅反落。業績発表を控えていることやドル円の下落を嫌気し19,000円割れ

23日、早朝の為替市場では、114円台半ばで推移していたドル円が、東京市場の取引開始前に円高に振れ、先物市場で売りが膨らむ展開となった。また、現物市場もドル円の下落や、それに連動した先物の売りが嫌気され下落して始まった。日経平均株価、TOPIXともに売り先行で始まると、日経平均株価19,000円を割り込んで始まり、18,879円をつけるなど、一時258円安となる場面があった。一方午後に入って下げ渋っていたこともあって買い戻しから19,000円台を回復する場面があったが、値を保つことができず取引終了にかけて失速し、今日の安値圏で終えた。そうしたなか業種別では金属製品が上昇したが、その他金融、保険、不動産、輸送用機器、小売、精密機器、海運、ゴムなど32業種が安かった。また全市場の売買代金上位30銘柄では、ブイ・テクノロジーの上昇が目立ったほか、東芝やシャープ(東2部)が高かった反面、大塚HD、オリックス、セブン&アイHD、ミネベアなどとなっている。日経平均株価の終値は18,891円03銭、-246円88銭、TOPIXの終値は1514.63ポイント、-18.83ポイント。売買高は概算で17億77百万株、売買代金2兆2,005億円。
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