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2017-01-19

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19日、ドルの反発を好感して日経平均株価は19,000円台を回復して終了

19日、米12月消費者物価指数(コア)が前月比+0.2%となったことや、同12月鉱工業生産も同+0.8%と好調だったことから米長期金利が上昇したことを受け、ドル円が114円台を回復したことが買い安心感につながった。日経平均株価は19,000円台を回復して始まると、ドル円が東京時間で114円台後半をつけたこともあって、日経平均株価は19,122円をつけるなど一時228円高となる場面があったが、午後に入って利益確定売りやトランプ新大統領の就任式を20日に控え上値を買う動きが見られず、やや伸び悩んで終えた。そうしたなか業種別では、海運、銀行、水産・農林、紙・パルプ、輸送用機器、非鉄金属など30業種が高かった反面、鉱業、石油・石炭、小売りの3業種が安かった。また全市場の売買代金上位30銘柄では、東芝がトップで-15.98%と下落が目立ったほか、ティーエヌエー、セブン&アイHD、大塚HDが安かった反面、商船三井、シャープ(東2部)、ファナック、第一生命HDなどが高かった。日経平均株価の終値は19,072円25銭、+177円88銭、TOPIXの終値は1528.15ポイント、+14.29ポイント。売買高は概算で22億54百万株、売買代金2兆2,667億円。
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