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2017-01-18

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18日、売り先行で始まるも、ドル円のさげ渋りで買い戻しが活発になり反発

18日、英メイ首相の演説を受けポンドが買い戻されたものの、FTSE100やNYダウが下落して終えていたことが嫌気され、東京市場は売り先行で始まった。また取引開始後112円60銭台をつけたことから、徐々に下げ幅を拡大する展開となった。日経平均株価は18,650円をつけるなど、一時163円安となる場面があった。ただドル円が下げ渋って値を戻し始めると、日経平均株価も先物主導で徐々に下げ幅を縮める展開となった。また、午後1時過ぎにはプラスに転じると、両指数ともに買い戻しが一気に加速し、一時127円高となる場面があったが、取引終了間際に売り物が出て若干上げ幅を縮めて終えた。そうしたなか業種別では、鉄鋼、海運、石油・石炭、水産・農林、鉱業、証券、商品など25業種が値上がりした反面、ゴム、医薬品、サービス、食料品など8業種が安かった。また全市場の売買代金上位30銘柄では、新日鉄住金、三井不動産、信越化学、東芝など高かったが、ブリヂストン、アステラス製薬、日経ダブルインバース、三尾地所などが安かった。日経平均株価の終値は18,894円37銭、+80円84銭、TOPIXの終値は1513.86ポイント、+4.76ポイント。売買高は概算で18億18百万株、売買代金2兆2,282億円。
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