マーケットコメント


マーケット情報

2017-01-16

  • カテゴリ一覧に戻る
  • マーケットコメント一覧へ戻る

16日、大幅反落。ドル円が下落し113円台後半をつけたことが重石

16日、今晩のNY市場が休場となるなかドル円の動向が意識され、取引開始時から売り優勢で始まった。日経平均株価、TOPIXともに小幅安で始まったが、ドル円が徐々に円高に振れたことが嫌気され、日経平均株価は下げ幅を拡大する展開となった。また、ドル円が114円を割り込み、113円80銭台をつけるなど円高に振れたことから、日経平均株価は19,061円をつけるなど、一時226円安となる場面があった。一方、19,000円に近づいたことから買い戻しも入って下げ幅を縮めたが勢いは弱く、結局戻し切れずに取引を終えた。そうしたなか業種別では、鉄鋼、海運、鉱業、その他金融、石油・石炭、不動産、その他製品、保険、倉庫・運輸など32業種が値下がり。一方値上がりは空運のみとなっている。また全市場の売買代金上位30銘柄では、日本郵政、新日鉄住金の下落が目立ったほか、小野薬品工業、シャープ、SMCが安かった。一方値上がりは、さくらインターネット、アスカネット(マザーズ)の上昇が目立ったほか、大塚HD、日経ダブルインバースも高かった。日経平均株価の終値は19,095円24銭、-192円04銭、TOPIXの終値は1530.64ポイント、-14.25ポイント。売買高は概算で16億00百万株、売買代金2兆2,376億円。
(会員向けコメントあり)