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2017-01-11

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11日、日経平均は4営業日ぶりの反発となるも、イベントを控え様子見ムードが広がる

11日、NYダウが31ドル安となっていたもののドル円の下落が一服し、116円を挟んだ値動きとなっていたことや、昨日の後場の急落の反動もあって買い戻しの動きが相場の下支えとなった。日経平均株価は小幅に反発して始まったあと、狭いレンジでのもみ合いが続くなか一時19,402円をつけるなど、100円高となる場面があった。ただ、今晩米国でトランプ次期大統領の記者会見が予定されていることもあって、午後に入ってからも様子見ムードが続いた。また日中の値幅は77円弱と小さいなか売り込む動きは見られず、結局小幅高で終えた。そうしたなか業種別では、鉄鋼の上昇が目立ったほか、非鉄金属、銀行、鉱業、ガラス・土石、その他製品など26業種が値上りした反面、水産・農林、不動産、ゴム、食料品など7業種が安かった。また全市場の売買代金上位30銘柄では、任天堂がトップで+3.1%となったほか、日本カーボンの上昇が目立ち、東芝、ソニー、宇部興産、村田製作所などが高かった。一方値下がりは、マイネット(マザーズ)、三井不動産、三菱地所などとなっている。日経平均株価の終値は19,364円67銭、+63円23銭、TOPIXの終値は1550.40ポイント、+8.09ポイント。売買高は概算で19億44百万株、売買代金2兆1,801億円。
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