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マーケット情報

2017-01-06

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6日、ドル円の下落が連日で重石となったほか、ダウの反落も嫌気され日経平均は続落

6日、昨日発表された米経済指標の結果は予想を上回ったものの、米長期金利が低下し、為替市場でドル円が下落して115円台前半をつけたことが嫌気され、東京市場は売り先行で始まった。またトランプ次期大統領のツイッターでのトヨタに対する批判もクローズアップされ、取引開始時は自動車などの輸出関連株の下落が目立った。ただ、取引開始後直ぐにドル円のさげ渋りも手伝って、日経平均株価は下げ幅を縮める展開に変わった。また午後に入ってドル円が116円台を回復したことが支援材料となり、買い戻しが活発になるとプラスに浮上できなかったが、今日の高値圏で取引を終えた。そうしたなか業種別では、サービス、紙・パルプ、陸運、情報・通信、食料品、水産・農林など14業種が高かった反面、鉄鋼、非鉄金属、輸送用機器、鉱業、銀行、保険など19業種が安かった。また全市場の売買代金上位30銘柄では、ファーストリテイリング、マイネット(マザーズ)の下落が目立ったほかマツダ、そーせいグループ(マザーズ)も安かった。一方値上がりは、リネットジャパングループ(マザーズ)、ディーエヌエー、楽天などとなっている。日経平均株価の終値は19,454円33銭、-66円36銭、TOPIXの終値は1553.32ポイント、-2.36ポイント。売買高は概算で18億61百万株、売買代金2兆3,537億円。
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