マーケットコメント


マーケット情報

2016-12-30

  • カテゴリ一覧に戻る
  • マーケットコメント一覧へ戻る

30日、大納会の終値はまちまちとなるも、日経平均株価は5年連続高で終了

30日、NYダウが小幅安で終えていたことや、ドルの上値が重たく116円台前半で推移していたことが重石となり売り先行で始まった。日経平均株価は19,000円を下回って始まり、18,991円59銭を付けなど一時153円安となる場面があったが、売り一巡後に下げ渋ったあと持ち直す展開となった。また、午後に入って両指数ともにプラスに転じると小幅高の水準でもみ合いが続いたが、日経平均株価は売り物に押されて結局小幅安で終えた。一方TOPIXは日銀によるETF買いもあってプラスを維持した。そうしたなか業種別では、水産・農林、医薬品、精密機器、電気機器、その他製品など15業種が値上り。一方値下がりは、電気・ガス、鉱業、鉄鋼、海運、非鉄金属、紙・パルプ、不動産、陸運など18業種となっている。また全市場の売買代金上位30銘柄では、セグエグループ(ジャスダック)の上昇が目立ったほか、キヤノン、キーエンス、そーせいグループ(マザーズ)も値上がりした。一方値下がりは、太平洋セメント、ファーストリテイリング、三菱商事などとなっている。日経平均株価の終値は19,114円37銭、-30円77銭、TOPIXの終値は1518.61ポイント、+0.22ポイント。売買高は概算で16億67百万株、売買代金1兆7,125億円。
(会員向けコメントあり)