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2016-12-28

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28日、小動き閑散となるなか、日経平均は反落、TOPIXは5営業日ぶりの反発

28日、海外市場が小動きとなったことに加え、12月の配当、権利落ち日だったことから、日経平均株価は小幅に反落して始まった。その後は前日の終値を挟んだもみ合いとなったあと、為替市場でドル円が小幅に円安に振れたこともあって、日経平均株価は19,442円をつけるなど39円高と上昇する場面があったが、材料不足で利益確定と見られる売り物に押され取引終了にかけて値を保つことができず、日経平均株価は3営業日ぶりに反落して終えた。一方、TOPIXは5営業日ぶりの反発となった。そうしたなか業種別では、非鉄金属、鉄鋼、機械、海運、金属製品、建設など21業種が値上り。一方値下がりは、ゴム、繊維、食料品、医薬品、保険など12業種となっている。また全市場の売買代金上位30銘柄では、東芝が値幅制限いっぱいまで売られたほか、イグニス(マザーズ)、キヤノン、東レなどが安かった。一方値上がりは、シャープ(東2部)、三菱電機、コマツ、SUMCOなどとなっている。日経平均株価の終値は19,401円72銭、-1円34銭、TOPIXの終値は1536.80ポイント、+0.58ポイント。売買高は概算で13億11百万株、売買代金1兆5,591億円。
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