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マーケット情報

2016-12-26

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26日、手掛かり材料不足で方向感を欠く値動きとなり、小幅に3日続落で終了

26日、今晩の欧米市場が休場となることから手掛かり材料不足となった。日経平均株価、TOPIXともに小幅な下落で始まったあと、午前中はマイナス圏でもみ合う展開が続いた。また午後に入って日経平均株価はプラスに浮上する場面があったものの、TOPIXの値動きが悪く、わずかに午前中の安値を下回るなど、弱含んだことから日銀によるETF買いへの期待があっても取引終了にかけて売り物に押され、両指数ともに小幅なマイナスで終える結果となった。そうしたなか業種別では、その他製品、精密機器、医薬品、食料品など8業種が値上り。値下がりは、輸送用機器、石油・石炭、鉱業、鉄鋼、ガラス・土石、銀行、非鉄金属など24業種で、変わらずが化学の1業種だった。また全市場の売買代金上位30銘柄では、任天堂がトップで+4.07%となったほか、インタートレード(東2部)の上昇が目立ち、セグエグループ(ジャスダック)、ディーエヌエーが高かった。一方値下がりは、エイトレッド(マザーズ)やジャパンディスプレイの下落が目立ったほか、三菱商事、KDDI、NTTドコモなども安かった。日経平均株価の終値は19,396円64銭、-31円03銭、TOPIXの終値は1538.14ポイント、-5.68ポイント。売買高は概算で14億41百万株、売買代金1兆6,302億円。
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