マーケットコメント


マーケット情報

2016-12-19

  • カテゴリ一覧に戻る
  • マーケットコメント一覧へ戻る

19日、下げ幅を縮小するも戻しきれず、日経平均株価は10営業日ぶりの反落

19日、NYダウが8ドルほどの下落で終え、上値が重たくなってきたことや、ドル円も伸び悩んで118円を割り込み、117円台後半で終えていたことなどが嫌気され、東京市場も売り先行で始まった。日経平均株価は19,400円を割り込んで取引が始まると、もち合いのあと下げ幅を広げて100円近く値下がりし、日経平均株価は一時19,307円を付ける場面があったが、日銀によるETF買いへの期待が下支えとなり、下げ幅を縮める展開となった。ただ、日経平均株価は9日続伸となっていたこともあって、結局プラスに浮上することができずに10営業日ぶりの反落となった。そうしたなか業種別では、医薬品、電気・ガス、食料品、小売など10業種が値上り。一方値下がりは、海運、その他製品、鉄鋼、証券、商品など23業種となっている。また全市場の売買代金上位30銘柄では、任天堂がトップで、-7.06%となったほか、ディーエヌエーの下落も目立った。一方値上がりは、アカツキ(マザーズ)が目立ったほか、キーエンス、アステラス製薬、スズキも高かった。日経平均株価の終値は19,391円60銭、-9円55銭、TOPIXの終値は1549.06ポイント、-1.61ポイント。売買高は概算で17億37百万株、売買代金2兆1,437億円。
(会員向けコメントあり)