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2016-12-13

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13日、ドル円の伸び悩みを嫌気して売り先行で始まるも持ち直し6日続伸

13日、前日の海外市場でドル円が116円をつけるなど、為替市場で円安が進んだものの、東京市場が始まるまでに115円を割り込み、114円台後半まで反落していたことが嫌気され、東京市場は売り先行で始まった。日経平均株価は小幅安で始まったあと、下げ幅を広げ一時19,060円をつけるなど、94円安となる場面があった。ただ、下げ幅を広げたのは取引開始時のみで、その後は徐々に下げ渋る展開となった。また、午後に入るとドル円が115円30銭台まで上昇すると、日経平均株価、TOPIXともに徐々に買いが優勢となり、終値ベースの年初来高値を更新して終えた。そうしたなか業種別では、水産・農林、医薬品、情報・通信、石油・石炭、電気・ガス、小売など22業種が高かった反面、その他製品、機械、保険、証券、保険、鉱業など11業種が安かった。また全市場の売買代金上位30銘柄では、日本一ソフトウェア(ジャスダック)、ジャパンディスプレイの上昇が目立ったほか、キーエンス、東京電力HD、NTTなども高かった。一方値下がりは、フューチャーベンチャーキャピタル(ジャスダック)の下落が目立ったほか、アサヒグループHD、任天堂、SMCなどが安かった。日経平均株価の終値は19,250円52銭、+95円49銭、TOPIXの終値は1540.25ポイント、+8.82ポイント。売買高は概算で23億13百万株、売買代金2兆8,389億円。
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