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マーケット情報

2016-12-05

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5日、材料不足で利益確定売りが先行するなか続落で終了

5日、前週末に発表された米11月雇用統計で、非農業者部門の雇用者数が17.8万人増となったほか、失業率が前月の+4.9%から+4.6%と大幅に低下したにも関わらず、為替市場の反応は限定的で、113円台半ばで終えていたことから東京市場は手掛かり材料不足となり、売り先行で始まった。また、商いも大幅に減少するなか午後に入ると、日経平均株価は18,227円をつけるなど一時198円安となる場面があった。取引終了にかけて下げ渋ったものの、11月9日以来の3ケタの下落幅となった。そうしたなか業種別では、水産・農林、海運、卸売、機械など7業種が値上り。一方値下がりは、銀行、不動産、サービス、建設、保険、空運など26業種となっている。また全市場の売買代金上位30銘柄では、ディーエヌエー、安永、モブキャスト(マザーズ)、三菱UFJFG、ファーストリテイリングなどが安かった反面、フューチャーベンチャーキャピタル(ジャスダック)の上昇が目立ち、住友化学、東芝、日経ダブルインバース、三井物産なども高かった。日経平均株価の終値は18,274円99銭、-151円09銭、TOPIXの終値は1466.96ポイント、-11.02ポイント。売買高は概算で20億68百万株、売買代金2兆2,937億円。
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