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2016-11-30

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30日、イベントの結果待ちで動意薄となるなか、両指数ともに反発して終了

30日、NYダウが小幅に反発して終えていたことや、鉱工業生産が予想を上回ったことなどが好感され、東京市場は反発して始まった。ただ、OPEC定例総会の結果発表を控え様子見ムードが広がり、直ぐにマイナスに転じたあと前日の終値を挟んで方向感のない値動きとなった。また、取引終了時にはMSCIの銘柄入れ替えが行われたことから商いが大幅に膨らみ、小幅に反発して終えた。そうしたなか業種別では、証券、商品、ガラス・土石、建設、水産・農林、食料品、不動産など17業種が値上り。一方値下がりは、鉄鋼、非鉄金属、鉱業、石油・石炭など16業種となっている。また全市場の売買代金上位30銘柄では、メタップス(マザーズ)の上昇が目立ったほか、パナソニック、KDDI、信越化学などが高かった。一方値下がりは、ミスミグループ本社、日産自動車、ファーストリテイリング、日産化学などとなっている。日経平均株価の終値は18,308円48銭、+1円44銭、TOPIXの終値は1469.43ポイント、+0.86ポイント。売買高は概算で26億71百万株、売買代金3兆2,492億円。
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