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マーケット情報

2016-11-29

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29日、終日売り優勢が続き、日経平均株価は続落、TOPIXも13営業日ぶりに反落

29日、NYダウが5営業日ぶりに反落して終えていたことや、ドル円も小動きとなっていたことから東京市場は売り優勢で始まった。日経平均株価が18,300円を下回って始まるなか、ETF買いへの期待もあって、昨日同様にTOPIXが売り優勢で始まったあと下げ幅を縮める展開となり、日経平均株価も同様に下げ幅を縮めた。また、TOPIXは前日比変わらずまで値を戻す場面があったが、日経平均株価は戻しきれなかった。一方、午後に入ってTOPIXは一瞬プラスになる場面があったものの、こちらも戻しきれず、結局13営業日ぶりに反落して終え、日経平均株価は続落となった。そうしたなか業種別では、水産・農林、鉱業、化学、食料品、空運、不動産など13業種が値上り。一方値下がりは、鉄鋼、保険、証券、商品、ガラス・土石、その他金融など20業種となっている。また全市場の売買代金上位30銘柄では、ソフトバンクグループがトップで、-0.40%となったほか、イグニス(マザーズ)、ファーストリテイリング、スズキ、東京海上HD、第一生命HDなども安かった。一方値上がりは、パナソニック、花王、信越化学、東芝などとなっている。日経平均株価の終値は18,307円04銭、-49円85銭、TOPIXの終値は1468.57ポイント、-1.01ポイント。売買高は概算で19億56百万株、売買代金2兆3,080億円。
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