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マーケット情報

2016-11-28

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28日、円安一服が重石となり日経平均株価は反落するもTOPIXは12日続伸で終了

28日、前週末の海外市場でNYダウは4日続伸で過去最高値を更新していたものの、ドル円が113円90銭前後から112円台後半まで反転して円安基調が一服したことが嫌気され、東京市場は売り優勢で始まった。日経平均株価は18,302円で始まったあと、徐々に下げ幅を広げる展開となった。また午前の取引終了前には18,222円をつけるなど、一時158円安となる場面があった。一方午後に入ると、111円36銭台まで円高に振れていたドル円が持ち直したことや、日銀によるETF買いなどの期待からTOPIXがプラスに浮上するなど持ち直し、TOPIXは12日続伸となった。一方、日経平均株価は下げ幅を大きく縮めて終える結果となっている。そうしたなか業種別では、電気・ガス、銀行、建設、卸売り、鉄鋼、情報・通信など24業種が値上りした反面、鉱業、精密機器、輸送用機器など9業種が安かった。また全市場の売買代金上位30銘柄では、三菱UFJFGがトップで+1.45%となったほか、三菱商事、東芝、みずほFG、NTTなどが高かった。一方値下がりは、JR九州、スズキ、ソフトバンクグループ、マツダなどとなっている。日経平均株価の終値は18,356円89銭、-24円33銭、TOPIXの終値は1469.58ポイント、+5.05ポイント。売買高は概算で21億85百万株、売買代金2兆3,546億円。
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