マーケットコメント


マーケット情報

2016-11-17

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17日、売り先行で始まったあと持ち直し、両指数ともに小幅高で終了

17日、米大統領選挙でトランプ氏が勝利してから、一本調子で進んでいたドル高円安が一服し、109円台後半から108円台後半まで下落したことや、NYダウが8営業日ぶりに反落していたこともあって、東京市場も売り先行で始まった。日経平均株価は輸出関連株を中心に売られ98円安で始まったが、取引開始時がほぼ安値になると、徐々に下げ幅を縮める展開となった。また、為替市場でドル円が109円台を回復するなど、持ち直していたことなどから、このところ為替の値動きと連動性が高まっている日経平均株価も持ち直し、結局小幅高で終え、日経平均株価は続伸、TOPIXは6日続伸となった。そうしたなか業種別では、空運、鉱業、食料品、その他製品など23業種が値上り。一方値下がりは、証券、保険、銀行、非鉄金属など10業種となっている。また全市場の売買代金上位30銘柄では、三菱UFJFGがトップで-1.41%となったほか、コマツ、三菱商事、三井住友トラストなどが安かった反面、イグニス(マザーズ)の上昇が目立ち、そーせいグループ(同)、三菱電機、任天堂も高かった。日経平均株価の終値は17,862円63銭、+0円42銭、TOPIXの終値は1423.08ポイント、+1.43ポイント。売買高は概算で23億70百万株、売買代金2兆4,285億円。
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