マーケットコメント


マーケット情報

2016-11-15

  • カテゴリ一覧に戻る
  • マーケットコメント一覧へ戻る

15日、続伸して始まるも伸び悩み、日経平均は小幅安、TOPIXは4日続伸で終了

15日、NYダウが過去最高値を更新したことや、ドル円が108円台に乗せたことなどが好感され、東京市場は上昇して始まった。日経平均株価は買い先行で始まり、取引開始後直ぐに17,727円をつけるなど、一時取引時間中としては2月2日以来、9ヵ月半ぶりの高値となる54円高となる場面があったが、ドル円が108円台半ばまで上昇したにも関わらず指数の動きは限定的となった。また上値の重たさが意識されると、ドル円が108円台に乗せたままで推移していたにもかかわらず株価の反応は鈍く、両指数ともにマイナスに沈む場面があったが、午後に入って値動きが乏しくなると、日経平均株価は小幅安、TOPIXは小幅高と、まちまちで終えた。そうしたなか業種別では、銀行、倉庫・運輸、医薬品、鉱業、石油・石炭、保険、鉄鋼、精密機器、輸送用機器など21業種が値上りした反面、紙・パルプ、海運、陸運、空運、サービスなど12業種が安かった。また全市場の売買代金上位30銘柄では、ガンホー・オンライン・エンターテイメント、そーせいグループ(マザーズ)の上昇が目立ったほか、三菱UFJFG、三井住友FG、富士重工業なども高かった。一方値下がりは、アートスパークHD(東2部)の下落が目立ち、スズキ、ソニーも安かった。日経平均株価の終値は17,668円15銭、-4円47銭、TOPIXの終値は1402.98ポイント、+2.98ポイント。売買高は概算で24億94百万株、売買代金2兆5,886億円。
(会員向けコメントあり)