マーケットコメント


マーケット情報

2016-11-14

  • カテゴリ一覧に戻る
  • マーケットコメント一覧へ戻る

14日、GDPの結果や円安が支援材料となり、先週末のSQ値も上回る大幅高で終了

14日、取引開始前に発表された国内の7-9月期GDP(速報値)が、予想の年率換算+0.9%を大幅に上回る同+2.2%となったことや、ドル円が107円台を回復したことなどが好感され、東京市場は小幅高で始まったあと上げ幅を広げる展開となった。またドル円が107円台半ばまで上昇したこともあって日経平均株価も上げ幅を広げると、9時半過ぎには17,600円台をつけるなど先週末のオプションSQ値を上回った。さらにその後も上げ幅を広げ、17,600円を挟んだもみ合いが続いたあと午後に入って17,697円をつけ、一時322円高となる場面があった。取引終了にかけては利益確定と見られる売りに押されたものの、今日の高値圏で取引を終えた。そうしたなか業種別では、海運、証券、商品、ゴム、鉱業、保険、不動産、鉄鋼など30業種が値上り。一方値下がりは、医薬品、食料品、水産・農林の3業種となっている。また全市場の売買代金上位30銘柄では、マツダ、ブリヂストン、野村HD、三井不動産、日立の上昇が目立った反面、日本たばこ産業、スズキ、NTT、コマツなどが安かった。日経平均株価の終値は17,672円62銭、+297円87銭、TOPIXの終値は1400.00ポイント、+21.72ポイント。売買高は概算で25億27百万株、売買代金2兆6,449億円。
(会員向けコメントあり)