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マーケット情報

2016-11-10

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10日、日経平均株価は1,000円を超える大幅高で、前日の下落分を取り返す

10日、昨日の大幅安の要因となったドル円がNY市場で反発し、105円台後半をつけたことや、NYダウも一時年初来高値に迫る場面があるなど、上昇して終えていたことが好感され、
東京市場も大幅に反発して始まった。取引開始時から買い物が集まり、上げ幅を広げ17,000円台を回復すると、17,200円を挟んだもみ合いとなった。また、為替市場でドル円が伸び悩んだことから、午後に入っても日経平均株価は17,200円を挟んだもみ合いが続いていたが、ドル円が持ち直したことがきっかけとなって再び買いが優勢となり、17,393円をつけるなど一時1,142円高となる場面があるなか、今日の高値圏で終える結果となった。そうしたなか業種別では33業種全てが値上り。なかでも上昇率が高かったのが、保険、証券、商品、銀行、鉄鋼、鉱業、非鉄金属、不動産、ガラス・土石、機械などとなった反面、食料品、空運、電気・ガス、水産・農林、情報・通信などの上昇率が低かった。また全市場の売買代金上位30銘柄では、三菱UFJFG、野村HD、第一生命HD、コマツ、信越化学、日立、三井不動産などが2桁の上昇率となった。一方値下がりは、明治HD、日経ダブルインバースの2銘柄のみとなっている。日経平均株価の終値は17,344円42銭、+1,092円88銭、TOPIXの終値は1376.35ポイント、+75.19ポイント。売買高は概算で32億00百万株、売買代金3兆4,125億円。
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