マーケットコメント


マーケット情報

2016-11-07

  • カテゴリ一覧に戻る
  • マーケットコメント一覧へ戻る

7日、1円超の円安に振れたことが好感され、東京市場は大幅反発で取引終了

7日、日本時間の早朝に、FBIがクリントン大統領候補をメール問題で訴追しない方針と発表したことがきっかけとなってドルが買い戻され、一気に104円台に入ったことが好感され、東京市場は17,000円台を回復して取引が始まった。また買い気配で始まる主力株があったことから、取引開始後に上げ幅を拡大する場面があった。ただ買いが一巡すると伸び悩み、日経平均株価は17,056円をつけるなど上げ幅を縮めたが、ドル円が104円台半ばまで上昇したことも先物主導による日経平均株価の持ち直しにつながり、今日の高値圏で終えた。一方、指数は上昇したものの商いは低調だった。そうしたなか業種別では、輸送用機器、ガラス・土石、金属製品、機械、不動産、銀行など31業種が値上り。一方値下がりは、水産・農林、紙・パルプの2業種のみだった。また全市場の売買代金上位30銘柄ではアルテック、ライオンの上昇が目立ったほか、スズキ、ファーストリテイリングも高かった。一方値下がりは、日経ダブルインバース、NTTドコモ、ソニー、キヤノンとなっている。日経平均株価の終値は17,177円21銭、+271円85銭、TOPIXの終値は1362.80ポイント、+15.76ポイント。売買高は概算で17億61百万株、売買代金1兆9,716億円。
(会員向けコメントあり)