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2016-11-04

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4日、大幅続落。NYダウの下落や円高が嫌気され17,000円割れで終了

4日、米大統領選に対する警戒が強まり、NYダウが6日続落で終えていたことや、国内が祝日のあいだにドル円が105円台から102円台の後半をつけるなど、円高が進んだことが嫌気され、東京市場は大幅安で取引が始まった。また決算発表が進む中でEPSが低下してPERが上昇していることもあって買い戻す動きが見られず、下げ幅を徐々に広げる展開となった。日経平均株価は17,000円を割り込んで始まったあと16,801円まで下落し、一時332円安となる場面があったが下げ渋り、16,900円台まで戻して終えた。そうしたなか業種別では、水産・農林、非鉄金属のみが値上り。一方値下がりは、輸送用機器、保険、医薬品、海運、その他製品、卸売、鉱業など31業種となっている。また全市場の売買代金上位30銘柄では、そーせいグループ(マザーズ)、マツダ、三菱商事、トヨタ自動車の下落が目立った。一方値上がりは、ブランジスタ(マザーズ)、伊藤忠、日経ダブルインバースのみとなっている。日経平均株価の終値は16,905円36銭、-229円32銭、TOPIXの終値は1347.04ポイント、-21.40ポイント。売買高は概算で20億56百万株、売買代金2兆3,564億円。
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